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- 家歴書その2
「家歴書とは、戸建、集合住宅の施工内容、改修や維持管理などの履歴を明示したもの、『家がどのように作られたのか』『どのように使われてきたのか』を示したものです。」
『札幌郊外の閑静な住宅街、築20年で売りに出された5LDKの住宅に、土地を含め2000万円近くの値がついた。普通は建物の評価は一割以下。値引き要求もなくすぐ成約したのは珍しい。』
なんとなく嬉しく、なるほどと頷ける記事です。
売買仲介の現場で毎回直面する【三者の安心の程度】 『売主』:家の履歴報告をしなければならない側の【安心の程度】 『買主』:その報告を受けた側の【安心の程度】 『仲介業者』:利益相反関係者双方の間を行き違いなく取り持つ立場の【安心の程度】 ※この安心のよりどころが言葉プラス『家歴書』です
家の履歴書普及に産官学で取り組んでいるのが、東京大学生産技術研究所。 福岡県庁、東京都庁のホームページにはこの家歴書例を載せています。 全国約5400万戸の住宅の約一割が空家で、人口減とともに世帯数もますます減少に転じます。(中古住宅売買の重要性が増すだろうという事です)
【安心】を大きな物にしていく事が私達仲介業者の使命です。
【安心】の現状 重要事項説明書(仲介業者義務)
【安心】の将来 1:中古住宅の補修費を売主に保証する保険制度(2010年目標) 2:エスクロー 3:家歴書 4:一方代理(不動産セラーズ実行中。米国では既に実施)
1~4が制度として実現されるまでの間も「安心していただく」ために自分の出来る事をやり続けます。 |